kamulog

xamarin.formsのネタなど

「 復習帳 」version 1.1.5 「自己評価モード」機能のご紹介

この度 復習帳 ver.1.1.5を公開しました。

主な変更点は

  • 自己評価によるスケジュール機能の追加
  • スケジュール日数の最大値を120から254に変更

スケジュール日数に関しては365日にしてくれという要望があったんですが 数百日も使わねぇだろうからbyte型で十分だろうという設計 諸事情のため254日までしか拡張できませんでした。すみません。255じゃないのはなんとなくのマージンです。

今回は「自己評価によるスケジュール機能」機能についてご紹介します。

復習帳とは

「復習帳」は学習内容を忘れないように効率の良い復習をサポートするアプリです。

復習帳自体の紹介記事はこちらです。 kamusoft.hatenablog.jp

進捗機能についてはこちらです。 kamusoft.hatenablog.jp

マイスケジュール機能についてはこちらです。 kamusoft.hatenablog.jp

これまでの問題点

復習帳は私が使うために開発した俺得なアプリなので、自分でずっと使ってきました。おかげで記憶の定着はかなり改善されました。 が、長く使っていると復習をやめて忘却する恐怖から逃れられなくなってしまい、もう覚えているのにずっとリピートで復習し続けてしまう癖がついてしまいました。 そうなると既存の復習に追われて新いことを開始する余裕がなくなってしまって何のために勉強しているのか分からなくなってきました。 一応その都度リピート日数を少しずつ伸ばしていってはいたんですが、その都度再スケジュールするのが非常に手間でした。

またスケジュールを組んだものの、実際に勉強してみると思った以上に簡単 or 難しいということが結構あって、その度に再復習を登録したりスケジュールを組み直すのが非常に面倒でした。

自己評価によるスケジュールは、そういう問題点をある程度解決するために追加しました。

その都度、自己評価して次のスケジュールを決めるので無駄がなく、忘れている部分が増えれば低い評価をつけて短縮もできるし、高評価にして思い切って間隔をとることもできるので復習依存もある程度脱却できる…と思います。

自己評価モード

自己評価モードは、あらかじめスケジュールを登録するのではなく、復習のチェックを入れたタイミングで、自分で5段階評価をして、その評価に合わせて次のスケジュールを決めることができる機能です。

例えば評価3であれば前回の間隔と同じになり、評価1では前回よりも大幅に短縮した間隔になり、評価5では大幅に延長した間隔になるといった具合になります。 これは実際に復習してからでないと次の復習間隔を決められないような学習に最適です。

この機能は、新規学習・学習内容編集画面より「自己評価モードを使用する」をオンにすると適用されます。

ちなみにこの機能では最大日数は1800日まで可能です。

f:id:kamusoft:20180417171707j:plain

新規学習、学習内容編集 画面で「自己評価モードを使用する」をオンにして「標準評価の次回復習までの日数」を設定します。 自己評価モードを使用した場合は、通常のスケジュールやリピート設定は無効になります。

  • 標準評価の次回復習までの日数
    • ★3つ(評価3)の場合に適用される次回復習までの日数です。ここに入力した日数を元にその他の評価の日数が計算されます。
    • ★1で約0.5倍、★2で約0.75倍、★3で等倍、★4で約1.5倍、★5で約2倍の値になります。
    • スケジュールが完了するたびにこの値は自動的に変更されますが、ここを修正することで完了後に調整することもできます。

教材登録画面でも同様の設定が可能で、教材登録で設定した値はその教材に属する学習の規定値になり、設定後に作成した学習の初期設定となります。

f:id:kamusoft:20180417171721j:plain

スケジュール画面で自己評価モードのスケジュールをチェックすると、評価ダイアログが表示されます。 それぞれの評価を示す★の下の数値は、対応する次回復習までの日数です。 ここで評価をタップまたはスワイプで決定すると、その評価に対応する日数後に復習スケジュールが登録されます。 ×ボタンで閉じるとキャンセルできます。またリロードせずにチェックを付け直すことで評価をやり直すことができます。

ここで決定した評価に対応する日数が次回の標準評価の日数になります。 例えば初回の評価の候補が 3, 5, 7, 10, 14 で10(評価4)を選択した場合は、次回の評価は 5, 7, 10, 15, 20 になり前回より大きい日数が並ぶことになります。

今後の予定

作者が欲しいもの

  • 学習ごとに何かしらのメモ機能
  • スケジュールのセルタップでURLスキームによるアプリ起動・またはWebブラウザ起動
  • バックエンド連携
  • 有料コンテンツ

要望より

  • ソート・カテゴリ追加・タグなど
  • 検索
  • スキップをもっとこまかく設定
  • データのバックアップ
  • ウィジェット対応

おわりに

今回は自分が欲しい機能を優先しました。次回は要望のどれかを実装していく予定です。というかそろそろバックアップ実装しないといろいろまずい気がします…。 ともあれ、引き続き機能の追加・向上のアップデートをしていく予定ですので、今後とも「復習帳」をよろしくお願いいたします。